りんかい線
Rinkai Line りんかいせん(大崎〜新木場)東京臨海高速鉄道株式会社 |
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東京臨海高速鉄道…略してTWR。プロレスの団体名ではない。 新交通ゆりかもめ同様、国際都市博覧会の会場アクセスを目的に計画されたものの、当時の青島幸男いじわるバアさん都知事により博覧会が中止になってしまいテンションが落ちてしまう。ゆりかもめがいきなり新橋から全線開業してし都心へのダイレクトアクセスがが実現したのとは対照的に同時期に東京テレポートから新木場までしか開業できなかった臨海副都心線(現在もこれが正式名称)はいささか不完全燃焼状態での出発となった。 2001年、工事は順調に進み天王洲アイルまでの部分開業。ようやく東京湾を超えて品川区に進出すると同時に都心側乗り換えアクセス手段に東京モノレールが加わった。羽田空港からお台場・千葉方面への鉄道アクセスが飛躍的に向上。2002年12月1日、天王洲アイルから大崎までが開通し全線開業と同時にJR埼京線との相互直通運転が開始される。りんかい線内は全列車各駅に停車する。 路線は東京都の副都心開発計画地である山手線大崎駅から山手通り沿いを直進せずに大井町へ寄って京急を跨いでJT工場跡地である品川シーサードを経て天王洲アイルに至る。品川区を舐め回すように越えると東京湾の直下を抜け、お台場エリア(港区)に到達。有明地区(江東区)を経て地上に抜けると首都高と京葉線が近づき新木場へ。線路はそのまま京葉線に繋がってはいるものの直通運転の予定は無い。なお当路線はパスネットかSuicaの両方を使うことのできる初の鉄道事業者ではある。 実はこのりんかい線のルート、全8駅中半分が品川区にあることに気づくがこれは計画段階の時期にこのエリア(衆院東京2区)を地盤としていた石原慎太郎運輸相の息がかかっていたからと思われる。全線開通時の東京都知事が石原慎太郎都知事であるのは歴史の悪戯であるとしたら面白い。 |
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駅名 | 営業キロ | 乗り換え |
JR埼京線と(から)相互直通運転を実施 | ||
大崎 Osaki |
0Km |
【乗換】JR山手線・湘南新宿ライン |
大井町 Oimachi |
1.7Km |
【乗換】JR京浜東北線・東京急行電鉄大井町線 |
品川シーサイド Shinagawa-seaside |
3.3Km |
品川シーサイドフォレスト再開発地区の最寄り駅 |
天王洲アイル Tennozu-isle |
4.4Km |
【乗換】東京モノレール羽田線 |
東京テレポート Tokyo-teleport |
7.3Km |
フジテレビ・ホテル日航東京への最寄り駅。お台場地区への玄関口。 |
国際展示場 Kokusaitenjijo |
8.7Km |
【乗換】ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線 |
東雲 Shinonome |
10.0Km |
降りたらいきなり工場と首都高速! |
新木場 shinkiba |
12.2Km |
【乗換】JR京葉線・東京メトロ○有楽町線 |